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飲食店の空き時間を利用した間借りランチサービス 益正グループ
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自社のミールキット、レシピ共有
居酒屋チェーンの㈱益正グループ(福岡市中央区赤坂1丁目、草野益次社長)は11月から、夜間営業のみの飲食店と、その店を昼の時間帯で間借りする飲食業参入者の仲介サービス「間借りランチ」を開始した。
このサービスは人手不足などで昼間営業が容易でない飲食店と、飲食業参入者をマッチングするもの。飲食業運営の経験がない参入者向けには、物件紹介はもとより、出店場所の市場調査や事業計画の支援、店舗運営のコンサルティングなどを手掛ける。また9業態18店舗(益正グループ)で利用する自社開発の真空調理ミールキットの提供やレシピも随時共有など開業の機会創出を図っていく。11月27日には、天神酒場ぬくぬく家(同区天神2丁目)を店舗集客アプリ開発の㈱トイポ(同区大名2丁目)が午前11時〜午後1時半で間借りし、カレーとハンバーグ料理店「toypo ランチ 天神店」を出店している。草野社長は「県内はもちろん、日本各地の政令指定都市を中心にサービスを認知させたい」と話している。
同社は1993年11月創業、96年4月設立。資本金5000万円。従業員50人。2019年3月期の売上高は14億円。
草野社長は福岡市中央区出身。1967年1月26日生まれの52歳。趣味は旅行、食べ歩き。
2019年12月24日発行