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飲酒運転防止システムの販売を開始 エフェクト


初の自社製品

組み込みソフトウェア開発の㈱エフェクト(福岡市博多区博多駅南2丁目、光安淳社長)は飲酒運転防止システムを開発し、12月3日に業者向けに販売を開始した。
これまで家電製品などに組み込まれるソフトウェア開発を中心に手掛けてきたが、自社製品は今回が初。商品名は「Rコールシステム」。センサー本体はたばこケースほどの大きさで、ハンドル奥など運転手の口から50〜80センチほど離れた箇所に設置し呼気中のアルコール濃度を高い精度で測定する。検知情報は運転席下などに設置する中継器を通じて管理者に伝えられる。価格は非公開。当分は販売代理店を介さず直販する。バスや運送会社をターゲットに今年中に50台の販売を目指す。光安社長は「現在県内の保険会社に1台納入している。大量注文が入れば1台あたりの価格はおさえられる」と話している。
同社は2012年4月設立。資本金1000万円。決算期12月。従業員26人。光安社長は福岡市南区出身。1974年7月28日生まれの44歳。東福岡高校‐佐賀大学大学院工学系研究科卒。趣味はスポーツ観戦。

2019年1月29日発行