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飯塚市鯰田に直営スーパーを再出店 麻生芳雄商事
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地元の要望で3年ぶりに
麻生グループでスーパーマーケットを運営する麻生芳雄商事株式会社(飯塚市綱分、瀧本和徳社長)は6月3日、同市鯰田に直営スーパーを再出店した。同所にスーパーを出店するのは3年ぶり。
場所はJR浦田駅近く、旌忠公園から約200m東側。2014年3月、不採算を理由に同社スーパー「ASO愛宕店」を閉店したが、同地域住民の高齢化に伴う「買い物難民」が増加。その後、愛宕自治会の再開要望を受け、2年間の協議を経て今回の再出店となった。店舗面積は約330平方mの平屋建て。店舗名は「ATAGOふれあいマーケット」。店内には地元生産者直売コーナーを設置するほか、生鮮品(精肉・鮮魚)の注文販売、イートインコーナーおよびコミュニティスペースを設置している。スタッフは7人(うち、パート4人は地元住民を採用)で、初年度年間売上高1億2000万円を目指す。
同社では「旧店舗と比べて小型化したが、今後は定期的に自治会や婦人会、老人会の皆さまと意見交換を行い、地域ニーズに応えた品揃えや生鮮品の注文販売を実施していく。また、移動販売も検討している」と話している。
同社は麻生グループの物販サービス部門として1968年3月に設立。資本金5000万円、従業員数203人、2017年3月期の売上高は60億3000万円。現在、スーパーマーケット13店舗、コンビニ1店舗、衣料品店1店舗の計15店舗を運営している。
2017年7月4日発行