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飯塚市幸袋の老人ホームを52床増床  SKY    11月オープン


 介護施設を展開する株式会社SKY(スカイ・飯塚市吉原町、佐々木一成社長)は11月をめどに、同市幸袋の住宅型有料老人ホームとデイサービスセンターを併設した「ケアタウンあいあい飯塚」を52床増床する。
 昨年9月のオープン以降、毎月ほぼ満床の状態が続き、空き部屋を待つ利用希望者が増えてきたことから、現在駐車場として利用している敷地の一部に52床増床し、合計102床の施設にリニューアルする。増床部分の敷地面積は998平方mで、既存建物と合わせた敷地面積は1997平方m。2階建てで、延べ床面積は約900平方m。老人ホームはすべて個室で1部屋あたりの専有面積は13平方m。間取りはワンルーム。「経済的な理由で老人ホームに入れない高齢者が増えている現状を変えたい」という佐々木社長の思いから同施設は、食事代込みで月額費用6万8000円と低価格帯であることが特徴。また、提供する食事は福岡でフードスタイリストとして活躍中の山田洋子氏が監修している。同社では「低価格で高品質なサービスを提供する施設を今後も県内に増やしていきたい」と話している。
 同社は2005年4月設立。資本金1000万円。現在、飯塚や田川、行橋市など筑豊地区を中心にデイサービスと老人ホーム合わせて7施設を運営している。従業員数は123人。
 佐々木社長は田川市出身。1978年5月24日生まれの38歳。修猷館高校卒。趣味はキャンプ。