NEWS

  • 地域

飯塚市の炭鉱跡地に出力4・8MWのメガソーラーが稼働  オリックスとFASエコエナジー    同市内最大級


 オリックス株式会社(東京都、井上亮社長)と麻生グループの再生可能エネルギー発電事業会社FASエコエナジー株式会社(嘉穂郡桂川町、杉山嘉則社長)が飯塚市赤坂字内堤に建設していた出力4・8MWの太陽光発電所(メガソーラー)が6月2日に稼働した。
 同グループが所有する炭鉱跡地を開発したもので、オリックスが51%、FASエコエナジーが49%出資する合弁会社O&Fエナジー株式会社が運営を手がける。発電所は9万9961平方mの敷地に、1万8480枚の太陽光パネルを敷き詰めた。最大発電量の年間予想は546万8120kWhで、一般家庭1520世帯分の年間消費電力に相当。市内最大規模の太陽光発電所となる。発電期間は20年間。オリックスでは、「北九州市でも6・7MWの太陽光発電所の建設に着手し、今年12月の完成を予定している」と話している。