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飯塚市に無菌調剤室備えた薬局を建設 スマイル薬局
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在宅医療のニーズに対応
福岡県内で薬局を5店舗運営する㈲スマイル薬局(飯塚市幸袋、濱良一社長)は、飯塚市立岩に調剤薬局を建設している。6月末完成予定。
2011年から営業している立岩店の隣接地を取得し、立岩店を新築移転するもの。7月中旬の開局を目指す。場所は嘉穂東高校の東側。敷地面積は486㎡、延べ床面積は旧店舗の4・5倍規模となる351㎡。調剤機器などの設備費を除く建設費は7280万円。建物は2階建てで、1階は調剤室や待合室に加え、在宅医療のニーズの高まりから、無菌環境での調剤が必要な在宅中心静脈栄養法や在宅自己疼痛緩和療法などに対応できるよう無菌調剤室を整備する。2階には倉庫や会議室、応接室、従業員控え室などを設ける。スタッフは薬剤師4人と事務員5人を配置予定。同社は「無菌調剤についてはこれまで簡易的な設備で対応してきたが、地域医療のニーズに応えるために無菌調剤室を整備して在宅医療の患者への対応を強化する必要性を感じた」と話している。
同社は1986年設立。資本金300万円。従業員数35人。
2019年5月28日発行