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飯塚市にグランピング施設をオープン 熊本のソニックスポーツ
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敷地は約2万2000㎡
テニススクールやホテル・飲食店事業を手掛ける㈱ソニックスポーツ(熊本市中央区新屋敷1丁目、力久幸一朗社長)は4月13日、飯塚市仁保にグランピング施設をオープンする。
場所は県営筑豊緑地に隣接する土地。前身の宿泊施設「庄内温泉筑豊ハイツ」の老朽化などに伴う市の再整備事業として指定管理者に採択されたもの。名称は「いいづかスポーツ・リゾート ザ・リトリート」で、敷地面積は約2万2000㎡。併設するテニスコートでは車椅子テニスの国際試合が毎年開催されている経緯もあり、テニスと飲食事業両方のノウハウを持つ同社が運営することとなった。同社にとってグランピング施設の運営は初。新たに建て替えたもので施設内にはコテージ5棟、テント6張、キャンピングトレーラー4台、2階建てホテル(15室)がある。2階建てホテルは車いすテニス選手の宿泊や合宿で使用できるよう10室のバリアフリー室を備えている。価格は1泊2食付きで1人当たり1万2000円から3万円。その他にも多目的ホールがあり、駐車場は80台備える。スタッフ数は25人。
同社では「アウトドア需要は近年高まっている。スポーツとウェルネス(健康観)に特化した施設のため、日常から離れたリフレッシュに利用していただきたい」と話している。
同社は2007年4月発足。資本金3000万円。従業員数110人。
2020年4月7日発行