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飯塚市と東京のⅠT2社とデジタル人材育成で連携 九州工業大学


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

IT活用し地域産業の活性化も目指す

国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、三谷康範学長)は12月1日、飯塚市(片峯誠市長)と東京のⅠT系企業2社とデジタル人材育成に関する連携協定を結んだ。
飯塚市が進めるIT企業や技術者の誘致など情報産業都市づくりや、ITを活用した地域産業の活性化と地域資源を動力とした新産業創出の推進を支援する。連携では、ドイツに本社を置くソフトウェア大手ベンダーSAPの日本法人、SAPジャパン㈱(東京都千代田区、鈴木洋史社長)と経営・業務システムでDX推進に携わる㈱テクノスジャパン(東京都新宿区、吉岡隆社長)も参画。両社の技術や知見を生かした教育プログラムを飯塚市内の小、中学校や、高校、大学を対象に提供する。九工大では、世界113カ国以上3500校を超える教育機関が利用する教育、研究に関するコンテンツやサービスを提供するSAP社のプログラム「SAP University Alliances」を活用し、SAPテクノロジーと、産業界のニーズに適した知識とスキルを学生に教える計画。