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食品製造業向けAI生産管理サービス リグニオ


週刊経済2024年5月22日発行号

生産管理や出荷計画など

AI技術を軸に製造業向けDX支援を手掛ける㈱Regnio(リグニオ、福岡市中央区警固2丁目、中野雅俊社長)は5月7日、食品製造業向けAI生産管理サービスをリリースした。
サービス名は「Regnio Factory」。資材原材料管理から出荷管理まで、生産サプライチェーン全体を管理し、AI技術を利用して入力や計画、指示、受発注など主要な管理業務を自動化・半自動化するクラウド型サービス。具体的には、光学文字認識にAI技術を融合させたAI-OCRとAIカメラによる受注伝票の読み取り入力、生産実績の入力の自動化や需要予測と計画算出エンジンによる生産計画や出荷計画、発注計画の自動立案、さらに立案した計画をもとに生産指示や出荷指示、自動発注を行い管理業務における現場の負担を減らす。同社は「食品工場における生産管理の負担を減らし、ものづくりに全集中できる環境を実現するため、さらにサービスの拡充を進めていく」と話している。
同社は2020年11月設立。資本金500万円。