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飛散軽減の雑草草刈機発売 オーレック
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週刊経済2022年7月5日発行
作業効率15%向上へ
乗用草刈機、自走式草刈機メーカーの㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)は6月、雑草草刈機を発売した。
名称は「ラビットモアーRMT110」で、同シリーズは乗用タイプの草刈機で今回10品目。新製品は2019年から開発に着手していた。シングルナイフ仕様の従来機は刈草や小石を車体右側へ排出するため飛散物で幹を傷つけないよう草を刈る方向を考える必要があったが、新製品は刃が内向きに回転することで草や小石を車体後方に排出。刈草の飛散を軽減し、従来製より作業能率15%向上したという。また、これまでの製品と同等の車体幅を保ちながら、最大の刈幅1100㎜とし、コンパクトな車体で小回りが利く設計となっている。全長1895㎜、幅1200㎜、高さ870㎜。価格は109万7800円。同社では「今回の取り組みはSDGs目標にも貢献しており、持続可能な農業に向けて製品開発に力を入れる」としている。