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顧客管理と会計業務の連携サービス FCCテクノ


週刊経済2023年2月14日発行

名称は「キンフリ」

システム開発の㈱FCCテクノ(福岡市南区大橋4丁目、西村秀星社長)は1月25日、営業の顧客管理などができるクラウドサービス「kintone(キントーン)」と会計ソフト「freee(フリー)」)を連携するサービス「キンフリ」をリリースした。
「kintone」(サイボウズ㈱提供)は、開発の知識がなくても自社に合った部署・業種別アプリを作成できるクラウドサービス。「kintone」でできる顧客管理や見積作成・発行、受発注管理と、「freee」(freee㈱提供)の納品書・請求書発行、入出金管理をつなぐことで、業務効率化を図る。サービス内容として、売上実績と連携した請求書作成が可能になるよう設定できる「低コストプラグイン」と、顧客独自の要望に沿ったデータ連携型基幹システムを作る「オーダーメイドシステム構築プラン」の2種類を用意している。
同社では「顧客企業のkintoneカスタマイズや会計ソフト連携の開発支援などを手掛けている中で、そのノウハウの集約として出来たもの。アナログな業務を整える手段として活用してもらいたい。また、キンフリに限らず、営業・会計連携のサービスを拡充していく」と話している。
同社は1962年7月創業。資本金1億円。自社の組織変革・デジタル化の経験を生かして、老舗企業やスタートアップを中心としたDX支援を展開している。従業員数約170人。