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顔認証AI搭載の発熱検知機を導入 アビスパ福岡
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コロナ対策で安全体制強化
プロサッカークラブ運営のアビスパ福岡㈱(福岡市東区香椎浜ふ頭1丁目、川森敬史社長)は8月11日、USEN‐NEXT GROUPで、AIを活用したコールセンターの自動化サービスなどを手掛ける㈱TACT(タクト・東京都、溝辺和広社長)のAIによる顔認証と赤外線サーモグラフィを搭載した発熱検知機の導入を開始した。
機器の名称は「AIコンシェルジュ for サーモグラフィ」。ファンや選手、関係者などが8インチのモニターをのぞき込むことで、非接触で自動的に体温を測定する。設定した体温の値を超えると画面表示や、警告音、メール送信などでアラートが発令される。設定体温は変更可能。また、顔認証機能も搭載されているため登録した来訪者の入退室管理などもできるという。同社では、同機器をスポンサー向けの広告媒体としての活用や、㈱TACTのAI・音声認識技術を活用した機能の追加も検討している。
2020年8月25日発行