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顔認証による体温測定機器の販売を開始  FAサポート


初年度販売目標は100台

制御盤や動力盤の製作、ロボットSI(システムインテグレーション)事業の㈱FAサポート(北九州市小倉北区下富野5丁目、藤本昭仁社長)は8月1日、顔認証の体温測定システムの販売を開始した。
商品名は「顔認証サーマルデバイス」。サーモカメラによる体温測定だけでなく、マスクの着用確認も可能。製造元は海外で、仕入れは別会社の㈱BKワールド(同区下富野5丁目、藤本真由美社長)が担当する。スタンドタイプと、スタンド、壁掛け、卓上の3形態で取り付け可能タイプの2種類。スタンドタイプのモニターは10インチ、3形態タイプのモニターは7インチ。初年度販売目標は計100台。販売のほか自動ドアや入場ゲートとの連携など自動化の設定ノウハウを生かしたメンテナンスを手掛ける。
藤本社長は「食品工場などをターゲットに販売を進めていく。今後、感染症対策として、物に触れない商品は注目されると予想され、同製品は声にも反応する点が特長である」と話している。
同社は2006年12月設立、資本金は600万円。従業員14人。

2020年8月25日発行