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須崎公園再開発、樹木残す計画に大幅変更 福岡市
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週刊経済2021年8月17日発行
整備後の樹木は合計700本に
福岡市は8月9日、計画する須崎公園(福岡市中央区天神5丁目)の再整備事業について、住民の意見などを取り入れ樹木の伐採計画などを大幅に見直した計画案を発表した。
市民会館の後継施設となる拠点文化施設の建設と、緑地の再整備を計画する同事業。当初の計画では大部分の樹木を伐採する予定だったが、住民の反対意見を受け、既存の樹木101本を現在の場所でそのまま残すことを決めた。その他の樹木も基本的に移植する方針で、伐採が必要な樹木についても、施設内の家具やベンチなどに再利用するという。既存樹木の保存・移植に加えて新たな樹木も植えることで、整備後は合計700本を超える樹木が並ぶ緑地空間になるという。
拠点文化施設は、2千席の大ホールや800席の中ホール、150席の小ホールなどを備えた施設となる計画で、2024年3月の供用開始を目指している。