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音声対話による商品売場案内サービスの実証実験 NTTドコモ九州支社など3社


大分市のスーパーで

㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、山﨑拓執行役員支社長)と㈱スーパー細川(大分県中津市、細川唯社長)、ソフトウェア開発の㈱イーフロー(東京都渋谷区、眞壁幸一社長)は、11月26日から新店舗スーパー細川下郡店(大分市)で、音声対話による商品売場案内サービスの実証実験を始めた。期間は2019年2月26日までの3カ月間。
買物客が、ドコモの「AIエージェントAPI」を利用したソリューションテンプレートの一つであるイーフローの「フロアガイド音声対話サービス」のスマートスピーカーに話しかけることで、買いたい商品の売場をディスプレイのフロア地図で案内する。買物客は初めてのスーパーでも、スタッフに問い合わせることなく商品の検索ができる。また、スマートスピーカーを通じて来店客の声を集めることで、お客さま満足度(CS)向上に反映でき、スタッフの稼働削減による従業員満足度(ES)向上にも寄与することが可能となる。各社の役割は、NTTドコモがAIエージェントAPIの提供、スーパー細川が実証実験の実施、イーフローがフロアガイド音声対話サービスの提供。同サービスは慢性的な人手不足の解消を目的としたもので、12月6、7日に東京ビッグサイトで開催される「DOCOMO Open House 2018」にも展示される。

2018年12月4日発行