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音声化小説の配信サービスを9月開始 Lyact


小説家や声優志望者などの活躍の場を提供

Webアプリ開発の㈱Lyact(リアクト、福岡市中央区高砂1丁目、古賀聖弥社長)は、9月から音声化小説の配信サービス「Writone(ライトーン)」を開始する。
古賀社長は自身が読書によって救われた経験や若者の活字離れの現状などを鑑みて、小説家や声優志望者などの活躍の場となるプラットホームを提供する。小説家志望者などの作品を声優志望者が音声化し、音声配信する仕組みを考案。今後は作家、声優志望者がそれぞれの作品の値段を設定していく予定。また、事業開始にあたりクラウドファンディング「CAMPFIRE」で30万円の資金を調達中。出資者には有料コンテンツ購入の際に使用可能な購入券を割安で提供していく。
古賀社長は「SNSなどで今回のサービスの知名度向上を図り、まずは年内をめどにサービス利用者1000人を確保していきたい」と話している。
同社は今年4月設立。資本金50万円。従業員1人。決算期2月。
古賀社長は1996年10月1日生まれの21歳。八女市出身。2015年3月八女工業高校電気科卒。東京の企業でWebサイトや企業のホームページ作成などのエンジニアを経て、昨年10月からEコマースなどの㈱Pear(福岡市中央区大名1丁目、島井尚輝社長)でエンジニアとして活動していた。

2018年7月24日発行