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韓国GMのコンパクトカー特別仕様車発売   オートレックス   年間販売100台目指す


 自動車輸入卸・小売業の株式会社オートレックス(福岡市南区那の川2丁目、隈英彦社長)は、6月1日からGMグループで韓国・GM大字のコンパクトカー「マティス」の特別仕様車「スパーク」を日本で発売する。
 これまでマティスは女性をターゲットにしてきたが、スパークは広い層への販売を目指して20~30代の男性層向けのデザインにした。全国の提携販売代理店で発売し、年間100台の販売を目指す。
 スパークは、シルバーと黒の大型ツートンカラーバンパーやガラスサンルーフ、盗難防止装置「イモビライザ」などを備え、マティス同様、10種類のボディカラーや左右のハンドルを選ぶことができるのが特徴。排気量800ccで4速ATの「S-Spark」は143万円、1,000ccで5速MTの「M-Spark」は138万円。隈社長は「マティスは、ヨーロッパや韓国で人気のコンパクトカーで、2000年にグッドデザイン賞を受賞している。日本でも認知度を高めたい」と話している。
 同社は1998年7月設立。資本金2,500円。従業員17人。関東支店と名古屋支店を置いている。韓国・GM大字や、伊・スタートラブ社の自動車を、国内総代理店として全国の提携販売代理店500店舗で販売している。05年6月期の売上高は10億円だった。
 隈社長は久留米市出身。1939年9月26日生まれの66歳。東京大学法学部卒。趣味は旅行、読書。