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鞍手町のパルプモウルド工場が完成、稼働  大石産業    10億円の売上増へ


 産業用包装資材メーカーの大石産業株式会社(北九州市八幡東区桃園2丁目、中村英輝社長)が、総投資額20億円をかけて鞍手郡鞍手町に建設していたパルプモウルド工場が完成、7月4日から一部稼働を始めた。
 需要増加に対応するため増設していたもの。場所は、同社のパルプモウルド九州工場の隣接地で、敷地面積は1万7,000平方m。建築面積は4,400平方m。建物は、工場部分が平屋建てで、一部2階建てとなっており、事務所、会議室、食堂などが入る。名称は「パルプモウルド九州第三工場」。新工場では、青果物や鶏卵トレー、工業製品の緩衝材などを製造する。年間5,000万枚の生産能力を持つ工場で、稼働により年間で10億円の売上増を見込んでいる。 
 同社は1947年2月設立。資本金は4億6,640万円。年商は162億5,500万円(2007年3月期)従業員数は314人。
 中村社長は1950年8月27日生まれの56歳。東京都出身、慶応義塾大学法学部卒。趣味はゴルフとスキー。