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非接触体温計と顔認証サーマルカメラの販売開始  サイブ


コロナ需要を取り込む

化学工業薬品、プール浴場薬品卸のサイブ㈱(福岡市城南区梅林2丁目、上田和憲社長)は7月10日、非接触体温計と顔認証サーマルカメラの販売を開始した。
コロナ禍により、既存顧客や行政関係者などからの問い合わせ増加に対応したもの。価格は数種類の製品を取りそろえる非接触体温計が約1万円前後。顔認証機能付きのサーマルカメラ「Face FC」が82万円(税抜)。同社は、二酸化塩素ゲルや安定型次亜塩素の除菌・消臭スプレーなどコロナ対策商品の取り扱いを強化しており、今後コロナ関連商品で3億円の売り上げを目指す。上田社長は「社員に薬剤師の有資格者が在籍していたため、医療機器の販売申請が迅速にできた。両商品はコロナ関連の補助金の対象となる。病院や介護施設、保育園のほか、企業や工場などでも導入してもらいたい」と話している。
同社は2018年2月設立。資本金900万円。決算期1月。従業員5人。

2020年8月25日発行