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静岡県の駿河技建を子会社化 富士ピー・エス
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週刊経済2021年11月2日発行
人材、技術力を確保
プレストレストコンクリート(PC)工法を用いた土木、建築工事の㈱富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、堤忠彦社長)は10月17日、静岡県のコンクリート構造物診断・補修の駿河技建㈱(伏見尚記社長)の全株式を取得し、同日付で子会社化した。
同社では今年度策定した第5次中期経営計画「VISION2030」内で、経営リソースの拡充を重点施策に掲げて人材、技術・生産設備、財務の強化に取り組んでおり、「土木事業」、「建築事業」の成長加速を目指している。静岡県や首都圏を中心に実績を持つ駿河技建を子会社化することで、橋梁新設市場、高速道路の大規模更新事業など維持補修・更新分野において、優秀な人材の確保と技術力の強化を進める。駿河技建の売上高は約9億8千万円で、今回取得した株式は全500株。同社を連結対象とするかは今後、検討していく。