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静岡の鈴与商事と業務提携 スカイディスク


製造現場の効率化のため

AIやIoTサービスを展開する㈱スカイディスク(福岡市中央区舞鶴2丁目、橋本司社長)は1月9日、鈴与商事㈱(静岡市清水区、加藤正博社長)と業務提携した。
鈴与商事が持つデータ収集などの制御技術と、スカイディスクが得意とする時系列データ解析技術を融合させ、製造現場の効率化を目指していく。鈴与商事は、生産設備の制御装置からのデータ収集技術を用いた製造プロセスの見える化やロボットソリューションビジネスを展開。東海地方を中心に電力会社や自動車業界とつながりがあるほか、タイやベトナムなどアジアに駐在員事務所を設立するなど海外への販路も広げている。
スカイディスクは、製造現場のプロセスデータ、音、振動などのデータを解析して不良品発生の原因特定や設備機器の故障予知、熟練技術者の勘や経験による技術をAI化するといったサービスを実施している。同社は「鈴与商事が培ってきた事業基盤とスカイディスクの先端技術開発力を組み合わせて相互の得意領域を最大限に活用することで、ソリューション提案を展開するとともに、顧客の生産性向上や人手不足解消、事業継承に貢献していく」と話している。
鈴与商事は1990年設立。資本金20億円。従業員数493人。スカイディスクは2013年10月設立。資本金8億6700万円。従業員数50人。

2019年1月22日発行