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青果市場跡地再開発が始動 福岡市内開発申請状況
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件数は半減超の3件
ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(20年8月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比4件減の3件だった。
開発の内訳は、住宅が2件、店舗等の複合施設が1件。開発面積が最大だったのは、SPCの博多那珂6開発特定目的会社(福岡市博多区呉服町)が開発する店舗、映画館等の複合施設で、開発面積は8万7246㎡。16年に移転した市青果市場の跡地で、本体棟、オーバル棟、別棟、駐車場の4棟を建設する。三井不動産を代表とするグループにより、職業体験型テーマパークの「キッザニア」や大型商業施設の「ららぽーと」が九州初進出する計画。次に開発面積が大きかったのは、地場不動産会社㈱海王(北九州市小倉北区明和町、竹下弘実社長)が早良区賀茂で開発する戸建て住宅で、開発面積は3951㎡、戸数は19戸。
件数は前月から半減超。それでも当月は、注目の大型再開発の始動が確認された。コロナ禍の中で大型開発とあり、どのような施設整備とテナント誘致を進めるかが注目される。
表はこちらから。
2020年10月6日発行