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需要増見込みオフィス賃貸仲介業務に本格参入 三好不動産


週刊経済2024年8月7日発行号

7月に専門チームを設置

賃貸管理・仲介地場最大手の㈱三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)はオフィスの賃貸仲介業務に本格参入した。専門チームを発足し、7月17日から業務に当たっている。
新設したのは「オフィス営業グループ」でオフィス賃貸仲介業界歴20年超のプロ人材を採用し、テナント事業部内に配置、当初は2人体制でオフィス賃貸仲介の営業を展開し、9月の今期末までに1千万円、2年後の26年9月には5千万円の売り上げを目指している。
同社では、天神ビッグバンなど福岡市内の再開発に伴う新たなオフィススペースの供給によって福岡に拠点を構える企業の増加を見込んでおり、さらに、熊本県に進出したTSMC関連の住宅売買に関する問い合わせや、多方面からの引き合いが増えているため、海外企業の誘致の可能性も視野に入れているという。またテナント企業への敷金減額サービスを展開する㈱日商保(東京都港区、豊岡順也社長)と提携しており、同サービスを活用してオフィス賃貸仲介の営業を進めていく。