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電気絶縁物等販売会社を子会社化 　ＯＣＨＩホールディングス　　　 新事業領域強化

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　建築資材、住宅設備機器卸の越智産業株式会社（福岡市中央区那の津３丁目、越智通広社長）の親会社であるＯＣＨＩホールディングス株式会社（同）は、１０月３１日、電気絶縁物等販売の太平商工株式会社（東京都港区、小澤義一社長）を子会社化した。
　太平商工は東京、名古屋、神戸を拠点に電気絶縁物や耐熱材料、自動車用部品等を販売しており、住宅用建材卸・設備機器卸を主に建材事業、生活事業、加工事業などを展開するＯＣＨＩホールディングスにはなかった取引先と商材を持っている。これにより、グループの事業ポートフォリオを拡充させる。同日付でＯＣＨＩホールディングスに産業資材部を新設して太平商工を所管子会社とした。
　太平商工は１９５４年１２月設立。資本金は５０００万円。１６年度３月期の売上高は３９億８９００万円。
　越智社長は、太平商工を所管し、新商材を取り扱う産業資材部について、「来年度で売上げ５０億円、将来的には１００億円規模にしたい」と語った。