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電気工事専門の会社を設立 オーパーツ


長崎のトノカワ電業と共同出資

LED照明機器の開発、販売などを手掛ける㈱オーパーツ(福岡市博多区博多駅南3丁目、原野猛社長)は3月20日、電灯・動力幹線や発変電設備などの設計施行を手掛けるトノカワ電業㈱(長崎県佐世保市、竹永正之会長)と共同出資で電気工事専門の会社を設立した。
社名は「㈱創和電業」。資本金1000万円で、出身比率は50%ずつ。本社はオーパーツが入居するオフィスビル「ibbフェリックス博多」の1階で、フロア面積約135㎡。
同社はこれまでLED照明機器の取り付けや設計、開発を中心とした電気工事業を福岡県内で担っているが、これを分社化し、グループ会社でもあるトノカワ電業のノウハウなどを取り入れることで事業基盤を強化することが狙い。大型の高圧電気工事を中心に、設計やメンテナンスなども1社で対応できるようにするという。また創和電業にはグループ会社として電気工事業を手掛ける㈱田中電力サービス(佐賀市、黒崎初治社長)と、㈱劦電機(ちからでんき、佐世保市鵜渡越町、野田修社長)が加入。2社はトノカワ電業のグループ会社でもあり、提携することで各社本社を置く地域でのこれまでの実績を武器に、創和電業は北部九州エリアを中心に展開する。
またエリア外の電気工事会社とも今後提携する計画。従業員は電気工事士を中心に12人(役員含む)体制でスタートする。原野社長は「70年以上の歴史あるトノカワ電業のほか、佐賀、佐世保を代表する電気工事の会社と協業することができる。専門会社としてクオリティの高いサービスを提供したい」と話している。
同社は2008年4月設立。資本金4000万円。従業員約35人。
役員体制は次の通り。
▼代表取締役社長 原野猛▼代表顧問 竹永正之▼副社長 羽野敦▼取締役 青山博己 黒崎初治

2018年4月3日発行