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電機部品好調で売上高11・1%増の1039億円 三井ハイテック中間決算
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週刊経済2024年10月2日発行号
通期予想を大幅に下方修正
半導体部品製造の三井ハイテック㈱(北九州市八幡西区、三井康誠社長)の25年1月期第2四半期決算(2月~7月)は、売上高は前年同期比11・1%増の1039億6900万円、経常利益は同12・2%減の94億3100万円で増収減益だった。
電動車関連需要は前期に続き堅調で、主力の電機部品事業の売上高は同17・0%増の737億8100万円と好調に推移。電子部品事業の売上高は同0・3%増の281億700万円でほぼ横ばいだった。受注堅調で連結増収となる一方で、利益面では電機部品事業における先行投資の影響に加え、高騰した主要原材料の価格転嫁も重なり、営業利益は同6・9%減の78億5000万円、純利益は同8・2%減の70億7500万円だった。
今期の見通しでは、売上高は前期比9・2%増の2140億円と、経常利益は同37・9%減の135億円で増収減益予想となっている。当初予想の下方修正を発表しており、売上高は当初予想から9・7%減、経常利益は同32・5%減となっている。