電子書籍出版会社と税理士事務所を設立　福岡市の安江一勢さん

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週刊経済2021年5月18日発行

社名はＢｒｉｇｈｔ ｐｌｕｓ

福岡市在住の安江一勢（やすえいっせい）さんは３月３１日、福岡市博多区中洲５丁目に電子書籍出版会社と税理士事務所を設立した。
出版社の社名は「㈱Ｂｒｉｇｈｔ ｐｌｕｓ（ブライトプラス）」で税理士事務所の名称は「安江一勢税理士事務所」。コロナ禍での電子書籍市場の高まりに合わせ設立したもので、ともに通称明治通り沿い、「アクア博多」５階のレンタルオフィスに事務所を置いた。書籍化するまでの企画から編集、デザインまでワンストップで手掛けるほか、ロゴなどを製作するデザイン事業や、月額制のオンラインサロンも展開していく。資本金は３０万円。従業員は２人。決算期は１２月。
一方、税理士事務所では不動産税務に特化した税理士事務所での５年半の経験を生かし、税務顧問や決算申告をはじめ、節税対策、開業支援などに対応する。特にスタートアップやフリーランス、小規模事業者を対象とした税務に力を入れる。安江社長は「本を過去に２冊出版した自身の経験も交えながら、書籍出版を通して人生が変わるきっかけづくりをサポートしたい」と話している。
安江社長は１９９４年５月４日生まれの２７歳。長崎県対馬市出身。大原簿記情報専門学校卒。趣味は野球観戦。