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電子契約プラットフォームが稼働 シノケングループ
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週刊経済2021年9月22日発行
マイナカードと連携
㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長は7月、不動産のオンライン契約プラットフォーム「トラストDX」の稼働を始めた。
不動産の売買申し込みと契約がオンライン上でできるシステムで、個人認証に関しては、業界で初めてマイナンバーカードと連携したデジタルID(xID)アプリを使用。利便性の向上とともに、マイナンバーカードを利用することでセキュリティ上もっとも重要である本人確認も手軽で安全に完結するという。当初は契約手続きからスタートしているが、金融機関との協議を進め、開発が完了次第、融資申込までトラストDX内で可能になり、さらに将来的には関係機関と連携して決済、登記までトラストDXで完結できるようにする計画。
篠原社長は「国内だけでなく海外からもトラストDX内で手続きができる仕組みを考えていきたい」と話している。