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電力約半分、５倍長寿命の「ＬＥＤ蛍光灯」発売 　データリンク 年間販売目標１万本

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　オフィス用品通信販売の株式会社データリンク（福岡市中央区今泉１丁目、川島幸雄社長）は、３月から従来の蛍光灯と比べて使用電力やＣＯ２排出量が半分程度になり、５倍の長寿命を実現したＬＥＤ蛍光灯「エコライト」を発売する。
　オフィス通販市場が飽和傾向にあることから、環境衛生関連商品など購入企業側のメリットが大きい付加価値商品の通販以外での展開を推進する一環。エコライトは前述のほか、(1)取り付けが簡単(2)水銀未使用(3)虫が寄り付きにくい (4)非ガラス製で衝撃に強い (5)通常のＬＥＤと異なり、照射角度が広いなどの特長がある。また、５段階の調光機能が付き、室内の明るい窓側と暗い壁側それぞれで明るさを調節可能。蛍光灯１台毎にＩＰアドレスを付加することにより、リモコンやパソコンで調光を遠隔操作ができる。ＬＥＤ蛍光灯は一般の蛍光灯に比べて初期投資がかかるが、電気料金やランニングコストを削減でき、同社の試算では１００本使用した場合、５年間で６１万４８００円の費用が節約できるという。ＬＥＤを中心とした新照明市場は２０２０年には５兆円市場になるとも言われており、同社では１０年３月期に１万本の販売目標を掲げている。川島社長は「さまざまＬＥＤ蛍光灯を見てきた中から、エコライトを選んだ。地場企業の皆様にコスト削減と環境問題に取り組める商材として広く提案していきたい」と話している。
　同社は９０年５月設立。資本金３億５４５０万円。従業員２０人。「ｅ―ＳＵＰＰＬＹ」の名称で通販カタログやインターネットを使ったオフィス用品販売を手がける、代理店を使わない直接販売による「安さ」を強みに、顧客は関東以西で法人３万社を数える。０８年３月期売上高は２０億６０００万円。