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電力事業で沖縄エリアに参入 HTBエナジー


既存のプランをリニューアル

HISグループで電力小売り事業のHTBエナジー㈱(福岡市中央区天神3丁目、赤尾昇平社長)は、10月16日から沖縄地区へ販売エリアを拡大する。
これまで、沖縄・離島を除く全国で一般の家庭向けに電力を販売していたが、今回の沖縄エリア参入で、47都道府県での対応が可能になった(一部離島を除く)。同時に利用プランに関する電話相談も強化した。また、10月1日から既存の電気プランを一新。20Aの取り扱いを再開し、一律5%割引からエリア・アンペアごとに応じた割引価格へ変更した。20A~40Aの低使用者向け料金プラン「ウルトラシリーズ」では、20Aで2%、30Aで5~6%、40Aで6~7%の割引価格を導入。50A、60A向けの「プライムシリーズ」では基本料金が一般事業者の半額、利用者には水回りや鍵の不具合など緊急時に無料で対応するサービスを提供する。
同社では「“イツでも、ドコでも、ダレでも”のコンセプトのもと、販売エリアや利用量の枠を広げ、幅広いお客様に利用して頂きたい。独自の付加価値で使用電力量の大きな層の獲得を狙う」と話している。
同社は2015年2月2日設立。資本金9500万円。今期売上見込みは200億円。従業員85人。

2019年10月8日発行