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電力サービスの新料金プラン開始  みやまスマートエネルギー    低圧動力向けも提供


 みやま市が出資する電力会社みやまスマートエネルギー (同市瀬高町小町、磯部達社長)は9月5日、オール電化家庭向けの新料金プランを開始した。
 同社調べによると九州電力が提供するオール電化契約世帯数は同市内で「3~4割」を占めており、新プラン提供で営業力を強化する。季節と時間帯に応じて料金が変わる九電の「季時別電灯」と同様の仕組みで、基本料金を九電より50円安い1130円に、使用量に応じて変動する電力量料金も全時間帯で安く設定する。対象は離島を除く九州全域。また、個人事業者などが契約する「低圧動力」向けの新プランも提供開始することで、営業の間口を広げる。磯部社長は「年度目標3000件のところ、8月末現在で1100件の契約を獲得できた。料金プランだけでなく、今後はお年寄りの見守りや子育て支援サービスの充実を図っていきたい」と話している。