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雇用障害者数が過去最高の1万9058人 21年県内企業障害者雇用状況
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週刊経済2022年1月18日発行
実雇用率は2・21%
福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目、藤枝茂局長)が調査する2020年6月~2021年5月末までの県内企業障害者雇用状況は、雇用障がい者数が前年比2・2%増の1万9058人と過去最高だった。
障がい者の雇用義務がある43・5人以上規模の企業や、公的機関などから集計しているもので、昨年3月に法定雇用率が2・2%から2・3%に引き上げられたのに伴い、地場企業の障がい者採用が促進された。労働者に占める障害者の割合を表す実雇用率は、民間企業(法定雇用率2・3%)で前年比0・03ポイント上昇の2・21%と過去最高。法定雇用率達成企業の割合は、雇用義務が発生する企業規模が45・5人から43・5人になったことが影響し、2・9ポイント低下の49・9%。
また法定雇用率2・6%の公的機関は、福岡県で同0・06ポイント低下の3・24%、市町村の役所、役場などは0・17ポイント上昇の2・69%、独立行政法人などは0・35ポイント上昇の2・68%だった。