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隣地ビルを建て替え、2館体制へ  福岡パルコ    12月着工、来年秋開業予定


 株式会社パルコ(東京都渋谷区神泉町、牧山浩三社長)は5月13日、福岡パルコ(福岡市中央区天神2丁目、竹下徹店長)隣地に「福岡パルコ新館(仮称)」(同町)を建設し、福岡パルコと新館の2館体制で運営する方針を発表した。
 同社は今年3月、学校法人都築学園(福岡市南区玉川町)から福岡パルコと隣地の土地建物を計265億円で取得完了した。買収した隣地ビルは現状で地上14階、地下3階。延べ床面積は2万2106平方m。新館オープンに当たり地上6階、地下3階、延べ床面積約1万4000平方mに建て替える方針。地下部分は既存建物を活用する。今後、同社ストアオペレーション部内に設置した「福岡新館プロジェクト」を軸に、福岡店と連動した開業準備を進める。プロジェクトリーダーは金子圭司業務部長が務める。建て替えスケジュールは、今年6月に解体着工、12月に建て替え工事着工、来年秋の開業を計画している。
 福岡パルコは店舗面積約1万2000平方m、150店が入居し2010年3月に開業した。12年度の売上高は前年比104・8%の119億3400万円。