障害者雇用数が過去最高の２万６５６人　２３年県内企業障害者雇用状況

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週刊経済2024年1月23日発行号

実雇用率は２・３８％

福岡労働局（福岡市博多区博多駅東２丁目、小野寺徳子局長）が調査する２０２３年６月１日現在の県内企業障害者雇用状況は、雇用者数が前年比４・６％増の２万６５６人と過去最高だった。
障がい者の雇用義務がある４３・５人以上規模の企業や、公的機関などから集計しているもので、実雇用率の低い事業主に対して雇用率達成指導などを実施したことで障がい者雇用を促進した。労働者に占める障害者の割合を表す実雇用率は、民間企業（法定雇用率２・３％）で前年比０・０９ポイント上昇の２・３８％。法定雇用率達成企業の割合は、１・７ポイント上昇の５２・５％だった。
また法定雇用率２・６％の公的機関の実雇用率は、福岡県の機関で横ばいの３・２４％、市町村の機関は０・０９ポイント上昇の２・８３％、独立行政法人などは０・０９ポイント上昇の２・７％だった。