除菌スプレーの販売本数が８倍 　エヴァ

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コロナウイルスの影響で

福祉用品のレンタルや販売業の㈱エヴァ（福岡市東区多の津４丁目、川原司社長）は、除菌スプレー「ノロノット」の３、４月の平均販売本数が、コロナウイルス流行前の２月以前から８・４倍になった。
同製品は、除菌・抗菌技術「バイオトロール」を使用。乾燥後も一般環境で抗菌効果が２４時間から数日間持続するほか、中性で人間やペットや植物には無害、皮膚を刺激せず、有毒ガスの発生もないのが特徴。３０ｍｌ（税込７８０円）の販売本数が、２月までの月間販売本数の平均１８本から２５倍の４５３本に増加した。２５０ｍｌ（１５００円）は１０倍の１３２本、５００ｍｌ（２１００円）は７・９倍の２２４２本、５ℓ（１万３２００円）は５・８倍の４３５本と急激に伸びた。
川原社長は「イギリスの特許商品の為、輸入タイミングとコロナ予測の誤差があり、現在欠品中。キャンセル不可での受注がすでにかなりたまっている状態で、次回原料入荷予定が５月後半となっており、現在対応に追われている」と話している。
同社は１９９９年５月設立。資本金１千万円。従業員数は６３人。決算期は３月。川原社長は佐賀県伊万里市出身。１９５８年１２月２２日生まれの６１歳。伊万里農林高校卒。趣味はゴルフ、バイク、魚釣り。

2020年4月28発行