院内コンビニなどの滋賀文教綜合サービスを買収　総合メディカルホールディングス

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関西での事業拡大を図る

医業支援や調剤薬局展開のグループ経営管理などの総合メディカルホールディングス㈱（福岡市中央区天神２丁目、坂本賢治社長）は６月２８日付で、病院内コンビニや売店運営の㈱滋賀文教綜合サービス（滋賀県大津市大萱１丁目、下村正樹社長）のＭ＆Ａを発表した。
総合メディカルＨＤ子会社で病院内コンビニなどを展開する㈱文教が、滋賀文教綜合サービスの全株式を取得。これまで㈱文教は関東、中部、九州エリアを中心に約１００病院で院内コンビニや売店、レストランを展開しており、今回のＭ＆Ａによって関西での事業拡大を図る。また、株式取得後に商号を㈱文教西日本と改称し、グループの総合メディカル㈱の支社・支店との連携に向けて総合メディカル㈱西日本支社内に本社を移転する。さらに同支社内に㈱文教の関西支店を開設する。
同社では「文教が提供する病院内の売店やコンビニおよびレストランの事業エリア拡大と収益性向上への取り組みをバックアップし、各グループ会社のソリューションや医療機関とのネットワークを組み合わせることで、より質の高いサービスを提供し、グループ全体の企業価値を高めていく」と話している。
滋賀文教綜合サービスは１９７８年２月設立、資本金１０００万円、従業員数は１１８人。
総合メディカルＨＤは２０１８年１０月設立、資本金１００億円、売上高１４４６億３０８４万円、経常利益５６億７００万円（２０１９年３月期連結）。

2019年7月23日発行