防音防炎カーテンの販売開始　ピアリビング

Tag:

週刊経済2022年3月22日発行

公共施設やオフィスでも使用可能

防音商材を開発、販売する㈱ピアリビング（福岡市博多区博多駅東１丁目、室水房子社長）は２月１７日から防音防炎カーテンの販売を開始している。
商品名は「防炎防音カーテン『パーテン（Ｐａｒｔｅｎ）』」。３枚の布を使用した特殊構造で、話し声を最大で５０％まで削減できる。特に高音域の音を防音するため女性の話し声や警報音を軽減する効果がある。カーテン上部に約１０㎝の穴が空いているため、カーテンレール不要。つっぱり棒を利用し、取り付けられる。また消防法より認定済みの生地を使用しているため、公共施設やオフィスなどでも使用できる。オフィスや公共施設のドア、引き戸や襖の前に設置することで、高い防音効果を発揮するほか、騒がしい飲食店内や病室、オフィスでの仕切りとして利用することで、話し声を和らげる。サイズは幅５０㎝～１００㎝、丈５０㎝～３２０㎝。価格は２万１２００円～。カラーはシルバーホワイト、ライトグレー、ブラック、サンドベージュ、ウィンターブルー、ココアブラウン。
同社は「一般住宅のみならず、オフィスや飲食店、公共施設の方から話し声の防音の相談をいただき、公共施設などでも使用できる防炎機能付きの防音カーテンを販売することになった。つっぱり棒に通すだけで設置できるので、取り付けも簡単」と話している。
同社は１９９５年１０月設立。資本金１５００万円。２１年９月期の売上高は１０億４８００万円。従業員は２４人。