防炎加工の籐編み生地を発売　鹿田産業

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週刊経済2023年10月17日発行号

１㎡あたり９千円～３万７千円

すだれ、籐家具など製造販売の㈱鹿田産業（八女郡広川町、鹿田和正社長）は１０月１０日、防炎加工した籐（ラタン）編み生地「ＳＨＩＫＡＤＡ　ＳＨＩＴＳＵＲＡＩ　Ｒ‐ＴＥＸＴＵＲＥ」を発売した。
家具の修理や内装材に使用できるラタン編み生地の需要増に対応した。四ツ目編み２種類と、椅子の背もたれや戸板部の貼地などに使用されるカゴメ編み２種、耐久性と柔軟性のバランスを特長とするメセキ編み、同社オリジナルデザインのバンガ編みの計６種類。商業用として販売するため防火加工を施した。最大幅１ｍ、長さ１５ｍのロール状で提供。価格は１㎡あたり９千円～３万７千円。
同社は１９１２年創業、６７年３月設立。資本金は３７５０万円。