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阪神・梅野選手の地元片縄に「ゴールドポスト」 内閣官房と日本郵便


週刊経済2022年1月12日発行

五輪金メダル記念で、県内初

内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局と日本郵便㈱(東京都千代田区、衣川和秀社長兼CEO)は12月14日、東京オリンピックのゴールドメダリスト・梅野隆太郎選手(阪神タイガース)の功績を記念した「ゴールドポスト」を那珂川市の片縄郵便局に設置した。
五輪閉幕後、内閣官房は全国の郵便局で、金メダルの栄誉を称える「ゴールドポストプロジェクト」を展開しており、今回は35本目。福岡県内では初の設置だった。ゴールドポストは、金色に染められたポストに選手ごとの記念プレートが設置されたもので、通常のポストと同様に利用できる。
同日、那珂川市初の市民栄誉賞を授与された梅野選手は同ゴールドポストにも訪問し、「故郷にこうした形で貢献できたのは嬉しい。この金色が色あせるくらいに使い込んでほしい」とコメントした。
梅野選手は那珂川市出身、1991年6月30日生まれの30歳。福岡工業大学附属城東高校、福岡大学で捕手として活躍し、ドラフト4位指名を受けて14年に阪神タイガースへ入団。18年頃から正捕手に定着し、ゴールデングラブ賞を3回受賞。2021年には東京五輪野球競技の日本代表に選ばれ、金メダル獲得に貢献した。