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関門海峡ミュージアムで3密回避の実証実験開始  ミシマ・オーエー・システムとリョーワ


AIを活用

ソフトウェア開発などのミシマ・オーエー・システム㈱(北九州市八幡東区枝光2丁目、溝田力三社長)とAI外観検査装置設計、製造の㈱リョーワ(同市小倉北区浅野3丁目、田中裕弓社長)は7月25日、関門海峡ミュージアム(同市門司区西海岸1丁目)でAI活用の「ソーシャルディスタンス自動検知システム」の実証実験を開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大対策として3密防止につなげるもの。施設内の監視カメラ映像をAIが分析し、来館者の密集度合いを自動で検知する。その結果をデジタルサイネージや来場者のスマートフォンで確認できる。ミシマ・オーエー・システムは密集状態に応じて注意を促すアプリ開発、リョーワは人認証システムの開発を担当した。実施期間は来年3月まで。今後は同技術を防犯対策や誘導案内に応用していく予定。
ミシマ・オーエー・システムは1989年7月設立、資本金は9千万円。従業員41人。リョーワは資本金2千万円、創業1968年、設立1973年5月、従業員24人。

2020年8月25日発行