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関西大学と就職支援に関する協定締結 福岡県


週刊経済2022年10月12日発行

地方創生に向けた取り組み

福岡県(服部誠太郎知事)は9月7日、関西大学(大阪府吹田市、前田裕学長)と就職支援に関する協定を締結した。
地方創生に向けた取り組みの一環で、大学との就職支援協定は2016年に締結した専修大学(東京都)を皮切りに64校目。具体的には、関西大学側が在学生に県内の合同説明会など就職関連イベントの周知や、「福岡県若者就職支援センター」をはじめ、就職支援サービスへの登録呼びかけなどを通じて、県内へのU・I・Jターン就職の促進を図る。同学の福岡出身の在学生は259人(2022年5月1日時点)で、就職実績としては22年3月卒のうち49人が県内企業などに就職している。
関西大学の前田学長は「全国の各地域において企業が人材確保の課題を抱える一方、地元に帰って働きたいと考える学生も多い。本協定を機に福岡県との連携を一層強化し、さまざまな就職支援を展開することで、地方創生や地場産業の活性化などに寄与していきたい」と話している。