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関西など子会社を含む3工場で太陽光発電  イフジ産業    発電能力は450kW


 粕屋郡粕屋町の業務用液卵メーカー・イフジ産業株式会社(藤井徳夫社長)は、京都府綴喜郡井手町の関西工場など子会社を含む関連3工場で太陽光発電を始めた。
 環境保全対策の一環として始めたもので、2月8日の関西工場を皮切りに2月21日には子会社・日本化工食品千葉工場(千葉県市原市)、3月25日には関東工場(茨城県水戸市)で始めた。投資額は合わせて1億4000万円で、発電能力は450kW。年間売上目標は1800万円。最大は関西工場で、投資額は約9000万円。工場の屋根に1990枚のソーラーパネルを設置し、面積は2448平方m。発電能力は300kWで、年間売上目標は1190万円。同社では08年から卵殻のリサイクル加工を開始。安全性や環境面から校庭のグラウンドなどで使う消石灰の代用品として活用している。太陽光発電もこうした環境対策の一環で、「地域のエネルギー供給源の多様化に貢献できれば」と話している。