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関係会社のサンノーを吸収合併 ダンガミ
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週刊経済2021年11月9日発行
来年3月1日付で
業務用酒類販売の㈱ダンガミ(福岡市博多区博多駅東1丁目、並木吉彦社長)は来年3月1日付で、関係会社で業務用酒類販売のサンノー㈱(同区美野島1丁目、吉田隆紀社長)を吸収合併する。
両社は酒類小売チェーン運営の㈱カクヤスグループ(東京都北区豊島2丁目、佐藤順一社長)のグループ会社として、2020年5月にサンノー、同年12月にダンガミが傘下となっており、今回の再編で経営資源の集中と組織運営の強化および効率化、家庭用販売の強化を図る。ダンガミを存続会社とし、サンノーは解散。吸収合併後は社名を「ダンガミ・サンノー㈱」に変更し、社長にはダンガミの並木社長、副社長にはサンノーの吉田社長が就く。また、本社はダンガミの営業本部、受注センターがある福岡市中央区那の津3丁目に移転する。資本金は1千万円、決算期は1月。
ダンガミの大門勝明管理部部長は「福岡市内の飲食店が主力のダンガミと中洲を中心に展開するサンノーが合併することで、シェアを広げていきたい。また、一般顧客向けの宅配事業にも注力していく」と話している。
サンノーは2005年8月設立。資本金1千万円。2021年2月期売上高は12億6100万円。従業員数約20人。業務用酒類小売店「リカーズABC」を1店舗運営している。
ダンガミは1967年5月設立。資本金1千万円。2021年1月期売上高は46億2500万円。従業員数約120人。小売店として「酒のガリバー」など10店舗展開している。