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開通3カ月の利用台数は最大約2万5千台 飯塚庄内田川バイパス
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北九州国道事務所調べ
北九州国道事務所は5月7日、昨年12月に全線4車線化で開通した国道201号・飯塚庄内田川バイパスの開業3カ月後の利用状況を発表、12時間あたりの断面交通量は最大約2万5000台に達していることが分かった。
同バイパスは福岡都市圏と筑豊、京築地域を横断する国道201号のバイパスとして上下4車線化工事が行われ、昨年12月22日に飯塚市の有安交差点から田川市の見立入口交差点の3・5キロの完成で全線4車化が完了した。調査では飯塚市の庄内工業団地、有安、筑豊烏尾トンネルの各交差点で12時間当たりの交通量を調査。庄内工業団地では暫定2車線時に比べて約1・5倍の2万5700台、有安で同約1・3倍の2万5100台、筑豊烏尾トンネルでは約1・4倍の2万5600台と全地点で2万5000台の交通量を確保した。一方、並走する現道・国道201号の交通量は、未整備区間に比べて約4割減の約8400台まで減少、現道からバイパスにシフトする動きが見られている。
また、全線4車化に伴い、所要時間は未整備時に比べて約21分短縮、筑豊烏尾トンネル東交差点で慢性化していた250メートルの渋滞解消につながったほか、沿線に立地している道の駅「いとだ」では、全線開通後3カ月間の来館者数は約600人増、物販施設の売上高も約600万円増の7323万円と沿線地域の活性化にもつながっていることが分かった。
2018年6月5日発行