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開業3カ月後の交通量は最大1万1200台 福岡国道事務所
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有沿道・徳益—柳川西間4・5キロ
福岡国道事務所は2月19日、昨年9月16日に開通した有明海沿岸道路(地域高規格道路=自動車専用道路)徳益インターチェンジ(IC)—柳川東IC間4・5キロの交通量(12時間)を発表、最大で1万1200台に達したことがわかった。
調査は昨年11月29日時点で、柳川東IC—柳川西IC、三橋IC—柳川東IC、徳益IC—三橋ICの3区間に分けて実施。このうち最も交通量が多かったのが三橋IC—柳川東IC間の1万1200台で、徳益IC—三橋IC間の8000台、柳川東IC—柳川西IC間の6800台と続く。一方、隣接区間の交通量では柳川西IC—大川東IC間が開通前に比べて26%増の8200台、大和北IC—徳益IC間が同25%増の1万2300台と増加、大牟田市から大川市までの区間が1本の自動車専用道路として直結したことによる開通効果が浮き彫りとなった。また、並行する国道208号などの一般道路の交通量は20%〜22%減、自動車専用部で大牟田方面からの終点だった徳益ICと県道177号との接続部にあたる徳益交差点の交通量は開通前の35%まで減少し、一般道からのシフトが進んでいることも明らかになった。
有明海沿岸道路は大牟田市から佐賀県鹿島市までの総延長55キロの地域高規格道路。昨年9月に徳益IC—柳川西IC間の開通で、大牟田市からみやま市、柳川市、大川市までの23・4キロが直結。現在、大川市から佐賀県側への延伸が進んでおり、自動車専用部となる連続高架橋をはじめ、筑後川、早津江川をまたぐ橋りょう工事などが進んでいる。
2018年2月27日発行