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門司港駅をリニューアルオープン 九州旅客鉄道


大正時代の駅舎を復原

九州旅客鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、青柳俊彦社長)は3月10日、保存修理工事をしていたJR門司港駅をグランドオープンした。
駅舎は老朽化に伴って2012年から保存修理工事に着手、約6年半をかけてオープンした。1891年に開業、1914年に建て替えられた駅舎は国の重要文化財に指定されている。JR九州は当時の駅舎を復原する工事を進めていた。駅舎は2階建てで、1階にスターバックスコーヒーの店舗がオープンしたほか、2階には昨年「世界のベストレストラン」に選出されたフレンチレストラン「NARISAWA」(東京都)の成澤由浩シェフ監修のレストラン「みかど食堂 by NARISAWA」がオープンした。レストランの営業時間は、平日は午前11時30分から午前2時30分と、午後5時30分から午後9時まで。土日祝日は午前11時から午後9時まで。
同日はセレモニーが開かれ、北橋健治北九州市長や文化庁から豊城浩行文化財鑑査官、山本幸三衆院議員、タレントのタモリ氏などが出席。青柳社長は「北九州市が進める門司港レトロ事業の中心になると思う。末長く愛される駅であって欲しい」と話している。

2019年3月19日発行