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長崎県雲仙市を候補地にリラクセーションサロン  ランドアンドヒューマン    温泉旅館内に


 リラクセーションサロン経営、和菓子店FC事業の株式会社ランドアンドヒューマン(福岡市中央区大名2丁目、安永大志社長)は、5月、長崎県雲仙市の温泉旅館内を候補地にリラクセーションサロンをオープンする。
 団塊世代向けに付加価値の高いサービスを目指してリニューアルする温泉旅館が多いことから、同市博多区下川端町で運営するエステ・リラクセーション機能を加えた温浴施設「グランデスパ」の運営ノウハウを生かして、出店地の温泉成分と融合して施術する店舗の出店を進めるもの。初年度売上見込みは5,000万円。
 昨年12月、山口県長門市の湯本温泉旅館「大谷山荘」が同所に開設した「別館おとずれ」内のリラクセーションサロン「グランデスパ・おとずれ」を運営受託しており、新店舗も同店をモデルとする。「グランデスパ・おとずれ」は床面積83平方メートル。ボディトリートメント室シングル2室・ツイン1室で、全室シャワー完備。メニューはフェイシャル・ボディトリートメントなどで、施術時間は70分から90分。平均客単価は1万5,000円という。
 安永社長は「旅館の温泉成分を生かしたトリートメントサービスは、全国でもあまり例がない。付加価値の高いサービスを共に目指せる温泉旅館と融合して出店していく」と話している。

 中央区舞鶴2丁目に本社移転

 同社は、1月20日、本社を福岡市中央区舞鶴2丁目の「福岡ソニックビル」6階に移転した。
 創業10周年を機に、今後の出店に備えて施術者を教育する「トリートメント室」を併設するため移転するもの。床面積は本社事務所が33平方メートル、トリートメント室が33平方メートル。常駐する従業員は5人。
 安永社長は「人材教育を徹底し、九州一顧客満足度の高いリラクセーションサロンを目指す」と話している。