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長崎県産青みかんと茶葉の発酵茶を先行販売 イオン九州


週刊経済2022年10月12日発行

摘果・摘採物が原料

イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)は9月27日、うすき製薬㈱(大分県臼杵市、串尾康晴社長)の産学官連携開発商品「長崎県産青みかんと茶葉の発酵茶」の先行販売を開始した。
同商品は、㈱サンダイ(福岡市)、長崎県公立大学法人、長崎県の公設試験研究機関が産学官連携の共同研究で開発し、㈱長崎ワンダーリーフが原料製造する「ミカン混合発酵茶」を使用、うすき製薬が「長崎県産青みかんと茶葉の発酵茶」として製品化したもの。ミカン栽培の過程で摘果される青ミカンと、生産調整のために摘採される緑茶の三番茶葉は、いずれも廃棄されることが多いが、ミカン混合発酵茶は、長崎県内で廃棄されているこれらの素材を原料とし、健康増進に加え、農業振興やSDGsの取り組みにも寄与する商品としている。商品は、1箱20袋(ティーバッグ)入りで税込1166・4円、九州内の「イオン」「マックスバリュ」約150店舗で販売する。