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長崎県壱岐市に支店開設  ランドコンピューター    開発スタッフ集約


 ソフト開発・設計・販売の株式会社ランドコンピューター(福岡市博多区博多駅東1丁目、伊塚照晃社長)は、10月1日付で長崎県壱岐市郷ノ浦町に壱岐支店を開設した。
 開発スタッフを壱岐に集約し効率化を図ることを目的に開設したもの。出先は、名古屋事業所に次いで2カ所目。同社では、2002年から壱岐市役所や行政関係に、観光客対象のGPS(世界測地系と日本測地系。人工衛星から電波を受信して経緯経度を測定し、現在位置を地図上に表示するシステム)、GIS(地理情報システム)を利用した「島ナビ」を納入。合併で使用しなくなった旧市庁舎別館があり壱岐支店開設に至った。壱岐支店では、自治体、物流関係の産業系のソフト開発を手掛ける。場所は壱岐市役所別館。フロア面積126平方m、所長は伊塚照晃社長が兼任し5人体制でスタート。今年中には10人、3年後には40人体制を目標としている。
 伊塚社長は「3年後には、自治体に向けて総合防災システムの導入を目指し開発を進めていきたい」と話している。
 同社は1988年7月設立、資本金6,000万円、従業員33人、売上高6億円(07年6月期)。
 伊塚社長は宮崎県出身、1957年10月14日生まれの50歳、趣味は料理。