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長崎県で初めて「母子健康手帳アプリ」導入 NTTドコモ九州支社と長崎県島原市
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手帳内容をデジタル化
㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、山﨑拓執行役員支社長)と長崎県島原市(古川隆三郎市長)は、11月1日から「母子健康手帳アプリ」を導入し、同市在住の妊娠中、子育て中の人に向けて各種手続きや子育て支援などの情報配信を始めた。長崎県の自治体で同アプリを導入するのは初めて。
これまで交付している母子健康手帳の内容をデジタル化したスマートフォン向けのアプリで、同市では「とことん子育てにやさしいまちづくり」を目指していることから、妊娠、子育て中の人を市全体で支援することを考え、アプリを導入した。母子健康手帳と併せて利用することによって、妊娠中の健康状態や子どもの成長記録を写真・グラフと一緒にデジタル管理できるとともに、妊娠週間や子どもの年齢に応じたサポート情報を受信できる。このほか健康診断や予防接種、イベントなど島原市からの知らせや妊娠中・子育て中に役立つ情報が届く。費用(ユーザー利用料)は無料。別途、パケット通信料がかかる。
同アプリは特定非営利活動法人ひまわりの会と㈱NTTドコモが、妊娠中から子育て中の人向けに開発し、NTTドコモが運営している。11月1日時点では全国で91自治体、九州・沖縄で16自治体が導入。
2019年11月6日発行